第3種換気とは
建築基準法で義務付けられた24時間換気のうち、住宅で最も普及している方式です。シンプルでメンテナンス性に優れ、適切に機能すれば家全体の空気を一方向で更新します。
- 居室の給気口から自然吸気
- 浴室・トイレの排気ファンで機械排気
- 設備がシンプル・電気代も少額
同じ「第3種換気」でも、家の気密性能でまったくの別物になります。
グレースコートは現場発泡断熱材アクアフォーム・気密コンセント/スイッチを標準採用。注文建築をご検討のお客様へ、その違いをご説明します。
高気密住宅の話を始める前に、まず換気の仕組みと「C値」という指標、そして気密が低いと何が起こるのかを整理します。
建築基準法で義務付けられた24時間換気のうち、住宅で最も普及している方式です。シンプルでメンテナンス性に優れ、適切に機能すれば家全体の空気を一方向で更新します。
家1㎡あたりに何㎠の隙間があるかを示す数値。小さいほど高気密です。
気密性能が低いと、排気ファンが「壁・天井・窓の隙間からの空気」を吸ってしまい、給気口は素通り。計画していた一方向換気が崩壊します。
結果、換気システムが機能せず、結露・カビ・ダニ・花粉・PM2.5・CO₂が室内に滞留する原因に。
同じ「第3種24時間換気」の設計でも、家の気密性能(C値)によって、空気の流れは別物になります。
C値が小さいほど、計画された給気口からの吸気が機能します。グレースコートはC値0.8以下を目指して施工しています。
| C 値 | 給気口からの給気 | 判定 |
|---|---|---|
| 5.0 | 約 15% | ✕ |
| 2.0 | 30 〜 40% | △ |
| 1.0 | 約 50% | ○ |
| 0.8 | 約 60% | ◎ |
| 0.5 | 約 70% | ◎ |
| 0.25 | 約 80% | ◎ |
Source / 日本住環境(NJK)『気密性能と換気計画』川本清司, 2015
構造体に直接吹き付ける現場発泡断熱材「アクアフォーム」、そして気密コンセント・気密スイッチを標準採用。隙間を作らない施工で、長期にわたり高い気密性能を維持します。
on-site spray foam
柱と柱の隙間・配管廻り・サッシ周りから屋根・天井裏まで隙間なく充填。壁だけでなく屋根(天井)面にもアクアフォームを施工し、夏の屋根からの輻射熱も抑制。自己接着力で躯体と一体化し、長期にわたり高い気密・断熱性能を維持します。
roof spray foam
一般的な住宅では屋根・天井の断熱はマットの敷込みで済ませることが多く、隙間や施工ムラが生まれがちです。グレースコートは屋根面までアクアフォームを吹付け、住まい全体を途切れなく包み込みます。夏の小屋裏の熱だまりを抑え、冷暖房効率と一年を通した快適さを高めます。
スイッチ裏のボックスは、壁の中と室内をつなぐ「隙間」になりがちな部分です。グレースコートでは気密タイプのスイッチボックスを採用し、配線の貫通部までしっかり気密処理。壁全体の漏気を抑え、計画換気が正しく機能する家をつくります。
グレースコートが標準採用する YKK AP「APW 330」樹脂窓。樹脂フレーム+Low-E複層ガラス(アルゴンガス入)で、夏の日射熱も冬の冷気も、窓まわりからしっかり抑えます。
※画像・数値は YKK AP「APW 330」資料に基づく試験値です。結露の発生は窓の性能だけでなく、住まいや自然環境によっても左右されます。
下記すべてがオプションではなく「標準装備」。気密に直結する施工を最初から組み込んでいます。
気密性能の高さは、健康・経済・耐久・静音の4つの面で、日々の暮らしに直結します。
花粉・PM2.5・CO₂を給気口フィルターで一括管理。年中クリーンな空気を保ちます。
冷暖房の効きが大幅に向上し、年間光熱費に直接貢献します。
壁内結露を抑制、構造体と断熱材の長期耐久性を高めます。
隙間が少ないため、外部騒音や生活音の侵入経路も限定されます。
気密・断熱性能の差は、毎月の冷暖房費にそのまま表れます。同じ広さ・同じ暮らし方でも、年間の光熱費はこれだけ変わります。
※延床約120㎡・東京エリアのモデルプランで、20年前の一般的な住宅(断熱等級3以下)とZEH高気密住宅の冷暖房費を比較した試算イメージです。実際の金額は地域・断熱仕様・設備・電気/ガス料金・生活スタイルにより異なります。詳しい試算はお問い合わせください。
高気密施工に加え、外部の専門業者による気密検査(C値測定)をセットにした気密仕様オプションです。中間検査(断熱・気密工事完了時)と完成検査(お引き渡し前)の2回で、お引き渡し前にお客様の家のC値を数値で確認できます。